兄弟姉妹が沢山おり、相続人だけで20名ほどの大人数になってしまったが粘り強く解決へ導いたケース
相談者の状況
亡くなられた80代男性(倉敷市在住)の妹様からのご相談でした。
相続人は妹(5人)、弟(2人)と甥(6人)姪(7人)の計20人でした。
倉敷市内在住が3人で、残りの相続人は岡山県内に5人、
そのほかの相続人はすべて県外に住んでおりました。
遠いところでは都心部で働かれている相続人が多く、東京や大阪で生活をされていました。
70代の妹様と40代の甥が、相続人が多いため、どのように手続きを行えばわからずに
当事務所にご相談に来られました。
倉敷・岡山相続遺言相談室のご提案
まずは、相談者から財産概要についてヒアリングしました。
代々、倉敷市で暮らされていたご家族のようで、数億円規模の相続財産があることが分かりました。(銀行7行・証券会社2社ほど)。
遠方に住まわれている方が多かったので、1人1人に電話をして、丁寧に手続きの確認を行いました。お電話では、財産内容と遺産分割方法について当事務所から説明をさせていただきました。
幸いなことに、相続人の数が多かったものの皆様大変仲の良い関係でございましたので、
問題なく全員から遺産承継業務の委任状をいただくことができました。
委任状を利用し、銀行と証券会社へ司法書士の署名押印のみで解約手続きを行うことができました。
結果
相続人が自分自信で戸籍を収集する場合、、昔の戸籍は手書きで書かれているため、戸籍が読めず、どこに何を請求すればいいのか、手続きの進め方がわからなくなってしまうことが多いです。
さらに、相続人が多い場合は、多い分だけ戸籍取得が漏れているリスクも生じます。
そのため、戸籍を揃えるのに数ヶ月以上かかってしまうこともあるのです。
また、戸籍がそろった後も、相続人全員に対して遺産内容を丁寧に説明する必要があり、
遺産分割書の同意をしていただく手続き、加えて、銀行の書類に全員から署名押印を貰わなければいけません。
このような手続きも含めると、数ヶ月以上かかった戸籍収集に更に1か月近く時間がかかってしまいます。
しかし、司法書士に依頼することでこれらの手続きを全て任せることができます。
余計な時間をかけることなく相続財産の解約を終えることができ、相続によるトラブルを未然に防ぐことができるのです。
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